砂地に種をまいて、花が咲く―高校野球名将が挑んだ大学野球10年の軌跡

著者:佐藤 和也【著】
出版社:ベースボール・マガジン社

商品説明

内容説明

2013年春、新潟の日本海に面した大学に野球部が誕生。甲子園8度出場の指揮官が、大学野球“不毛の地”でチームを立ち上げ、強豪リーグ一部に押し上げた。近年プロをも輩出する育成力の秘密は、他の大学の野球部とは違う、学生本位の指導を追求することにあった。



目次

第1章 新潟に、こんな大学野球のチームがある
第2章 大学野球という世界
第3章 “楽しい”が成長の原動力
第4章 イマドキの大学生と向き合いながら
第5章 次代へのメッセージ
第6章 野球の未来へ
特別章 高校野球を解説しながら考えたこと



著者等紹介

佐藤和也[サトウカズヤ]
1956年、新潟県長岡市生まれ。長岡高で捕手として活躍し、日本体育大に進学。84年、新潟明訓高の保健体育の教員になり、野球部監督に就任。センバツは96年出場。夏の甲子園は91年の初出場以来、通算7回出場。2010年はベスト8進出。13年から新潟医療福祉大学の野球部創部とともに監督就任。わずか4年で関甲新一部リーグ2位まで押し上げた。20年度より同野球部の総監督を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

2013年春、日本海に面した新潟市北区の新潟医療福祉大学に硬式野球部が誕生してから、2022年で活動10年目を迎える。“大学野球の空白地域”と言われた新潟県にあってこの間、強豪が揃う関甲新大学野球連盟の一部で上位校として定着したほか、NPBプロ野球選手を4人(笠原祥太郎、漆原大晟、桐敷拓馬、佐藤琢磨)輩出した。さらに部員たちが中心となって野球人口減少に悩む新潟県内各地の現場で工夫を凝らした少年野球教室を開催するなど、野球振興にも貢献している。ただその道のりは決して順風満帆ではなかった。初代監督で現在総監督を務める佐藤和也氏にこの10年の歩みを振り返ってもらい、今後の野球界への思いを記してもらう。




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