内容説明
愛すべき追憶のクジラ、15年間の航海。栄光とは無縁だったが、多くのファンに愛されたチームだった。横浜スタジアム、遠藤一彦、スーパーカートリオ…港町ヨコハマの象徴となった、マリンブルーに身を包んだクジラたちの航跡。
目次
第1章 横浜にプロ球団がやってきた
第2章 長嶋招聘狂想曲
第3章 遠藤の全盛期とスーパーカートリオ
第4章 名将・古葉に全権を託すも…「横浜大洋銀行」は変わらず
第5章 外国人選手列伝
第6章 愛すべきクジラたち
第7章 ホエールズの名が消える
第8章 山下大輔インタビュー―なぜ横浜大洋ホエールズは勝てなかったか?
著者等紹介
飯島智則[イイジマトモノリ]
1969年横浜市生まれ。1993年日刊スポーツ入社。主にプロ野球担当として1998年横浜(現DeNA)の38年ぶりの日本一、2000年ONシリーズ、大リーグ、球界再編後の制度改革などを取材した。野球デスクなどを経験し、現在は特別編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
好評を博している「プロ野球 球団ドラマシリーズ」の第5弾! 15年間でAクラス入りはわずかに3度と、栄光とは無縁のチームだった。それでも港町ヨコハマをイメージしたマリンブルーのユニフォーム、スーパーカートリオ、遠藤一彦、田代富雄、横浜スタジアム、多士済々の外国人選手たち……。弱かった、でも愛された。横浜大洋ホエールズが歩んだ15年間の航海。その軌跡を当時の選手、関係者の声を交えながら丹念に描く。