内容説明
大家族の父のように本気で怒り、本気でほめる。広陵高監督・中井哲之の、控え選手も一体となって戦うチームづくり。
目次
第1章 チームづくりの決めごと(同じ力なら上級生を優先する;キャプテンは心が強く、男らしい選手を選ぶ ほか)
第2章 強さを育む練習法(基本練習を徹底してやる;打撃練習は竹バットで行う ほか)
第3章 成長の法則(小さな目標達成の習慣をつける;欠点を取ったら野球はさせない ほか)
第4章 戦い方、釆配(相手のビデオは見ない;甲子園を意識させない ほか)
第5章 リーダーのあり方(男として成長するほうを選択する;仲間を助けるために演技をする ほか)
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
スポーツジャーナリスト。1975年12月31日、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。著書多数。講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
150名に及ぶ部員を束ね、控え選手も一体となって 戦うチームをつくり上げる名将・中井哲之。自ら考 えて行動できる個を育てる、その法則をスポーツジャーナリストの田尻賢誉が80のセオリーとして伝える。ダメなものはダメと怒り、ほめるのは結果よりも過程。情にあふれる声がけでまわりを笑顔にし、選手の頑張りには声をあげて泣いてしまう。多くのプロ野球選手を輩出する源には、必要とされ愛される人間を育む情熱がある。
広陵・中井哲之のセオリー(抜粋)
・控え選手を大事にする
・新しい道具を買うときは許可が必要
・外出は最寄り駅から2駅まで
・怒られたら、「ありがとうございます」と返す
・『45秒』で心を鍛える
・4対3で勝つ野球を目指す
・自主練習を重視する
・相手のビデオは見ない
・伝令に行ったら笑わせる
・ノーサイン野球を目指す
・選手とともに涙を流す
・白か黒しかない「ガキ大将」でいる