内容説明
日大三高を率いて夏の甲子園で優勝2回。選手との絆を育て、勝利を導く名将・小倉全由のチームづくりの心得を、スポーツジャーナリスト田尻賢誉が、75のセオリーとしてまとめた。選手とともに寮で過ごし、グラウンドで汗と涙を流すうちに、自然と本物の家族以上の関係になる。「小倉監督を男にするんだ」と選手に言わしめる、小倉流の育成術を伝える。
目次
第1章 選手をよく知る(キャプテンには一生懸命で叱りやすい選手を選ぶ;雨の日は風呂を沸かしておいて練習する ほか)
第2章 技術を磨く練習法(スローイングはベルトの高さに投げる;ノックは「うまくしてやろう」と思って打つ ほか)
第3章 選手を育てる(失敗した選手にこそチャンスを与える;ときには突き放す ほか)
第4章 勝利の方程式(相手の神経を逆なでしない;継投は欲をかかない、エースを出し惜しみしない ほか)
第5章 リーダーの心がけ(甲子園出場が決まるとスーツを買う;一歩踏み出す勇気を持つ ほか)
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
スポーツジャーナリスト。1975年12月31日、神戸市生まれ。学習院大学卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)