コロナ・ブックス 戦争と平和―“報道写真”が伝えたかった日本

著者:白山 眞理/小原 真史【著】
出版社:平凡社

商品説明

内容説明

伝統文化、近代国家、外客誘致、五輪招致、対敵宣伝、戦意発揚、世界融和―1930‐50年代、日本のイメージはどのように表わされたのか。戦後70年特別企画。



目次

“報道写真”のあけぼの―民間と政府外郭団体の“報道写真”(『NIPPON』;『TRAVEL IN JAPAN』 ほか)
プロパガンダの時代―戦略的対外宣伝への歩み(『LIFE』の視線;博覧会・展覧会を舞台に ほか)
総動員体制下の写真―写真人と報国写真(『写真週報』;統廃合期の写真雑誌 ほか)
敗戦、そして占領―東京・広島・長崎の廃墟と敗戦(幻の『FRONT』;天皇と写真 ほか)
冷戦の時代(“報道写真”の継続と冷戦;『週刊サンニュース』 ほか)



著者等紹介

白山眞理[シラヤママリ]
1958年生まれ。写真史家。日本カメラ博物館運営委員として「名取洋之助と日本工房作品」展、「パウル・ヴォルフ 木村伊兵衛 土門拳―一九三〇年代『ライカ写真』」展、「中山岩太 安井仲治 福原信三 福原路草」展などを担当。2014年に日本写真学会学術賞、2015年に日本写真協会賞学芸賞を受賞

小原真史[コハラマサシ]
1978年生まれ。映像作家。IZU PHOTO MUSEUM研究員として「増山たづ子すべて写真になる日まで」展、「宮崎学自然の鉛筆」展、「荒木経惟写真集展アラーキー」などを担当。2005年、「中平卓馬試論」で第十回重森弘淹写真評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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