内容説明
1980年代、モノづくりで日本に圧倒されていたアメリカが、日本製品の強さの秘密を徹底追究し、その形勢を挽回するための手法として練り上げたのが「エンジニアリング・デザイン」。21世紀の今、わが国のモノづくりの力をさらに高め、新たなビジネスを創造するためには、新しい日本のエンジニアリング・デザインが必要であることを語る。
目次
1 デザインとエンジニアリング
2 クライアント要求を解き明かす
3 デザインに必要な情報
4 デザイン案を考える
5 エンジニアリング・デザイン・プロセス
6 アイデアより設計情報へ
7 失敗に学ぶ
8 新しいデザインで未来を切り拓くために
著者等紹介
別府俊幸[ベップトシユキ]
松江工業高等専門学校電気情報工学科教授。1961年鳥取県生まれ。専門分野は、エンジニアリング・デザイン教育、電子回路、制御工学。東京電機大学大学院、東京女子医科大学日本心臓血圧研究所を経て現職。博士(医学)、博士(工学)。その他、オーディオ自作派ライターとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本の製造業復活の鍵は、日本が従来持っていたノウハウそのものです。それこそが「エンジニアリング・デザイン」なのです。
別府 俊幸[ベップ トシユキ]
著・文・その他