内容説明
霊岸島の同じ町内で、季節外れの幽霊が立て続けに現れた。目撃されたのは鎧兜姿の幽霊に、薄幸そうな別嬪の幽霊、金色に光る猫の幽霊。珍事件はお手のものの徳川竜之助にお鉢が回ってくるが、調べの最中、なんと早桶に入れられた本物の女の死体が見つかる。果たして、幽霊騒ぎに隠された思いもよらぬ事件の真相とは?傑作時代小説シリーズ新装版、堂々の最終巻!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
霊岸島の同じ町内に、季節外れの幽霊が立て続けに現れた。目撃されたのは鎧兜姿の幽霊に、薄幸そうな別嬪の幽霊、金色に光る猫の幽霊。珍事件はお手のものの徳川竜之助にお鉢が回ってくるが、調べの途中、なんと早桶に入れられた本物の女の死体が見つかる。果たして、幽霊騒ぎに隠された思いもよらぬ事件の真相は? 傑作時代小説シリーズ新装版、堂々の完結巻!