内容説明
博奕打ちの蓑吉が、真夜中の妻恋稲荷で石燈籠に頭をぶつけて死んでいた。臨時廻り同心の白縫半兵衛は、死体が見つかる直前に境内から立ち去った頬被りの男「弥七」を捜すため探索を開始する。そんな中、死んだ蓑吉と賭場で一緒にいた建具屋山城屋の三代目・藤吉も、浪人者を使って「弥七」の行方を追い始め―。博奕打ちの蓑吉は何故命を落としたのか、頬被りの男「弥七」の正体とは!?「世の中には知らん顔をした方が良いこともあるさ」と嘯く半兵衛の人情裁きを描く、書き下ろし人気シリーズ第二十三弾!
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。「特捜最前線」「水戸黄門」などテレビドラマの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、時代小説で数々のシリーズを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
博奕打ちの蓑吉が、真夜中の妻恋稲荷で石燈籠に頭をぶつけて死んでいた。臨時廻り同心の白縫半兵衛は、死体が見つかる直前に境内から立ち去った頬被りの男「弥七」を捜すため探索を開始する。そんな中、死んだ蓑吉と賭場で一緒にいた建具屋山城屋の三代目・藤吉も、浪人者を使って「弥七」の行方を追い始め――。博奕打ちの蓑吉は何故命を落としたのか、頬被りの男「弥七」の正体とは!? 「世の中には知らん顔をした方が良いこともあるさ」と嘯く半兵衛の人情裁きを描く、書き下ろし人気シリーズ第二十三弾!