双葉文庫 義妹にちょっかいは無用にて〈3〉

著者:馳月 基矢【著】
出版社:双葉社

商品説明

内容説明

ひたすらに恋い慕ってくるおれんに戸惑うばかりの将太。おれんと義妹の理世たちとで、花菖蒲を見にいくことに。そこでおれんから「色恋がわからなくなったっていいから、あなたをあたしにちょうだい」と正面から告白される。―いや、俺は恋を知っている。心を殺しているだけだ。一方の理世もその日、小さな事件によって自分の気持ちを理解した。血がつながらないとはいえ、こんな想い、あってはならない…将太にすがりつきたい衝動を、理世は必死に抑え込む。にわかに背徳感が蠢き始める禁断の第3巻!



著者等紹介

馳月基矢[ハセツキモトヤ]
1985年長崎県五島列島生まれ。京都大学文学部卒、同大学院修士課程修了。2020年、小学館時代小説文庫から『姉上は麗しの名医』でデビュー。デビュー作が第九回日本歴史時代作家協会文庫書き下ろし新人賞を受賞し、時代小説界の期待の新星として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

美しき義理の兄妹の恋愛模様がどんどん変化していくシリーズ第3弾! 再度縁談を持ちかけられている諸星家から、理世は花見の宴に誘われる。宴には多くの者が参加し、将太はそこで縁談相手の杢之丞と初めて顔を合わせ、好感を持つ。元々の許婚である才右衛門は新しい許婚を連れていた。理世に嫉妬した許婚は後日、悪意をもって理世の素性を暴露するが、気にせずかばってくれる将太に、理世は自覚していなかった想いに気づく。江戸の青春シリーズ、禁断の状況が芽生え始める最新刊!




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