内容説明
高校生の檸檬は、真夏のひまわり畑で小さな木彫りの蟹を拾う。可愛くて持ち歩いていると突然、蟹が喋りだし―!?以来、ピンチの時は蟹が助けてくれたり、檸檬が無意識に知らない男性の絵を描いたりと、不思議なことばかりが巻き起こる。奇妙な日々に戸惑いながらも、檸檬はこの木彫りの蟹に、戦時下の昭和20年を生きた特攻兵の魂が宿っていることに気づく。そして蟹を通じて、悲惨な戦争の時代に、わずかな時間でも恋をして生きたいと願った若者たちがいたことを知る。平和な時代を生きる私たちに「大切なもの」を気づかせてくれる青春ファンタジー。
著者等紹介
村山仁志[ムラヤマヒトシ]
アナウンサーやラジオ局局長を務める兼業作家。特攻に志願し生き残った父を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
高校生の檸檬は、真夏のひまわり畑で小さな木彫りの蟹を拾う。可愛くて持ち歩いていると突然、蟹が喋りだし――。以後、ピンチの時は蟹が助けてくれたり、檸檬も無意識に知らない男性の絵を描いたりと、不思議なことばかり起こる。奇妙な状況に戸惑いながらも、檸檬はこの木彫りの蟹に、戦時下の昭和20年を生きた特攻兵の魂が宿っていることに気づく。檸檬は蟹を通じ、悲惨な戦争の時代、限られたわずかな時間でも懸命に恋をした若者たちの姿を知る。平和な時代を生きる私たちに「大切なもの」を気づかせてくれる青春ファンタジー。
【目次】