内容説明
凶悪な半グレ集団・紅蓮を壊滅させ、連続テロを目論む傭兵たちも退けた「秀和」の面々。だが、突如現れ、全員を手玉に取った伝説の殺し屋Zが、生き別れとなった兄だったことが判明し、衝撃のあまり冴香は姿を消す。滝沢を始めとする残された秀和のメンバーは「スサノウ」との対決に備えるが、傭兵の生き残りに執拗につけ狙われる。さらには、渋谷センター街にて第2の爆破事件が発生し、警察はもとより、政府も大混乱に陥ってしまう。未曽有の危機に、秀和はどう対峙するのか。試練の時が迫る。
著者等紹介
石川渓月[イシカワケイゲツ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2010年「ハッピーエンドは嵐の予感」(改題『煙が目にしみる』)で第14回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、翌11年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
凶悪な半グレ集団・紅蓮を壊滅させ、テロを目論む傭兵たちも退けた「秀和」の面々。だが、突如現れ、全員を手玉に取った伝説の殺し屋Zが、生き別れとなった冴香の兄だったことが判明し、ショックの余り冴香は姿を消す。残された秀和のメンバーはスサノウとの対決に備えるが、傭兵の生き残りに執拗につけ狙われる。さらには、渋谷センター街にて第二の爆破事件が発生し、警察はもとより、国会も大混乱に陥る。未曽有の危機に、秀和はどう対峙するのか。試練の時が迫る。