双葉文庫 特急リバティ会津111号のアリバイ―十津川警部

著者:西村 京太郎【著】
出版社:双葉社

商品説明

内容説明

「旅と人生社」の新人記者・藤原冬美は、関修二郎と、東武鉄道の特急「リバティ会津111号」で東北地方への取材旅行に出る。車中で、著名な経営コンサルタントの平川敏生と遭遇するが、その日、上野駅に到着した東北新幹線「なすの270号」のトイレで財務省のキャリア官僚、土屋健次郎の遺体が発見される。十津川警部が捜査に乗り出し、容疑者として平川が浮上するが、十津川は決定的証拠をつかめずにいた…。



著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年、十津川警部を主人公にした鉄道ミステリーを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベルミステリー・ブームを作り出した。81年には『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。10年、第45回長谷川伸賞、19年、第4回吉川英治文庫賞を受賞。22年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、旅行雑誌社に入社した冬美は、「GoToキャンペーン」により、先輩記者の関と東武特急「リバティ号」に乗って会津地方への取材に向かう。取材初日、浅草駅から「リバティ号」に乗った二人は、大学教授でコンサルタントの平川と会う。その後、関に警視庁の十津川警部から電話が入り、平川のアリバイを尋ねてきた。新幹線で起きた殺人事件と関係するらしいのだが……。




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