内容説明
刑務所から出所したばかりの元窃盗犯の老人が告白した30年前の殺人事件。その被害者は日本を代表する大企業の会長だという。現在も存命のはずだが、老人は、今の会長は成りすました別人だと証言する。そして、老人の告白と時を同じくして、空き家の床下から白骨死体が見つかる…。30年前、何が起きたのか!?鷺沼&宮野の刑事コンビが巨悪に立ち向かうノンストップ警察シリーズ第7弾。
著者等紹介
笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部卒業。出版社勤務後、フリーライターとして活躍。2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。冒険・謀略小説や警察小説、山岳小説など幅広い分野で数多くの作品を発表している。21年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
刑期を終えた元窃盗犯の老人が告白した過去の犯罪。三十年前その事件は本当に起きたのか!? 空き家の床下から見つかった白骨死体、ジャーナリストの失踪、急成長を遂げた大企業の会長への殺人疑惑・・・・・・。鷺沼&宮野のコンビが「死んでいるはずの男」の過去に迫る大人気シリーズ第7弾!