内容説明
浅草で小さな割烹の店を営む五十歳の田中誠一郎は、二十五年前に妻を亡くして以来、仕事一筋のやもめ暮らし。女っ気のない日々を送っていたが、店を手伝ってくれている美熟女の志乃ぶに惚れてしまう。志乃ぶからも迫られるものの、久々のセックスに不安を抱えあと一歩が踏み出せない。追いつめられた誠一郎は、志乃ぶを抱く前にセックス勘を取り戻すべく、他の女性に手ほどきをお願いするのだが―。書き下ろし長編性春エロス。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』(双葉文庫)でデビュー。『桃色リクルートガール』(双葉文庫)が『この文庫がすごい!2005年版』で官能文庫大賞を受賞。また『この文庫がすごい!2010年版』では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』(祥伝社文庫)が金賞を受賞。2018年には「第1回『裏』八重洲本大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
浅草で小さな酒場を営む五十歳の田中誠一郎は、二十五年前に妻を亡くして以来、仕事一筋のやもめ暮らし。亡くなった妻に操を立て、女っ気のない日々を送っていたが、店を手伝ってくれているバツイチ美熟女の志乃ぶと、最近妙な雰囲気になることが多い。久しぶりのセックスに自信がなく、あと一歩が踏み出せない誠一郎は、思い余って旧知のスナックのママの仁美に、手ほどきをお願いするのだが――。傑作書き下ろし性春エロス。