内容説明
刺激はないが穏やかな暮らしに幸せを感じていた夕起子と夫。結婚5年目にしてハネムーン以来となるリゾートホテルへの旅行に出かけた。そこである夫婦に声をかけられる。最初こそ友好的だったが、次第に夫の様子が明らかにおかしくなり、二組の夫婦の間には不穏な空気が漂うようになる(表題作「見えない情事」)。デビューから4年半の間に執筆した、著者初の“幻想・怪奇・サスペンス短編集”。装いも新たに復刊!
著者等紹介
小池真理子[コイケマリコ]
1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。95年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
刺激はないが穏やかな暮らしに幸せを感じていた夕起子と夫。
結婚5年目にしてハネムーン以来となるリゾートホテルへの旅行に出かけた。
そこである夫婦に声をかけられる。
最初こそ友好的だったが、次第に夫の様子が明からにおかしくなり、
二組の夫婦の間には不穏な空気が漂うようになる(表題作「見えない情事」)。
デビューから4年半の間に執筆した、著者初の”幻想・怪奇・サスペンス短編集”。装いも新たに
復刊!