内容説明
天照大御神を通じて、高倉下が、刃こぼれした布都御魂剣を持ってやおよろずへやって来た。この刀を作った鍛冶の神・天之御蔭に打ち直しを頼みに行ったところ、息子の意富伊我都の姿が霞のように薄くなり、消えかけているという。天之御蔭の鍛冶場で漂っていた甘い匂いを手掛かりに、天と芽衣は過去へと向かう。人気シリーズ第9弾!
著者等紹介
竹村優希[タケムラユキ]
山口県出身。著書に「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。」(角川文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
天照を通じた依頼で、高倉下が、刃こぼれした布都御魂剣を持ってやおよろずへやってくる。この刀を作ったメノミカゲは、鍛冶は息子のオウイガツに任せているというが、「オウイガツの様子がおかしく、それどころではない」と断られる。オウイガツは姿が霞のように薄くなり、消えかけているという……。シリーズ第9弾!