内容説明
皇帝夫婦、再び行方不明に!?相国東部の山岳部で武装蜂起したという一報が、皇帝夫婦に身代わり中の翔央と蓮珠の元に届く。しかも、部族に囚われた民の中に、本物の皇帝夫婦と思わしき二人が含まれているという。法外な身代金要求と共に朝廷に届いた人質の私物は、たしかに皇帝・叡明のものだった。そんななか玉座を簒奪しようとして追放された長兄・英芳が戻ってくる。運命の双子に迫る、永遠の別れの時―大人気中華後宮ファンタジー、宿命が激動する衝撃の第五巻。
著者等紹介
天城智尋[アマギチヒロ]
東京都生まれ。『後宮の花は偽りをまとう』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
皇帝夫婦が再び行方不明に!?
相国東部で山岳部に住む部族が武装蜂起を起こしたという一報が、皇帝夫婦身替わり中の翔央と蓮珠の元に届く。しかも、部族に囚われた民の中に、学者の振りをして当地を視察していた本物の夫婦と思われる二人が含まれているという。法外な身代金要求とともに朝廷に届いた人質の私物は、たしかに皇帝・叡明の私物だった。内心の動揺を隠しながら叡明夫婦の救出案を探る蓮珠たちだが、そんななか玉座を簒奪しようとして追放された長兄・英芳が戻ってくる。大人気中華後宮ファンタジー、運命が残酷な牙をむく衝撃の第七巻。