内容説明
平凡な月波家の裏口で若い男の死体が見つかった。その日を境に家庭生活の歯車が狂い出す。夫と妻はそれぞれ別の異性との情事に溺れ、子供たちは大人の裏の顔を知らされることに。次女の久子は家族を襲う事件を解決するべく奔走するが…。人々の保身や欲望、裏切りなどを、ブラックユーモアたっぷりに描いたサスペンス長編。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。ミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説などで幅広く活躍。2005年には第9回日本ミステリー文学大賞、16年には第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
月波家の自宅裏口に若い男の死体があった。その日を境に、平凡だった家庭の生活の歯車が狂い出す。夫と妻はそれぞれ別の異性との情事に溺れ、子供たちは大人の裏の顔を知ることになる。事件に巻き込まれていく人々の保身や欲望、裏切りなどを、ブラックユーモアたっぷりに描いたサスペンス長編。