内容説明
映画と本は、私の心を育て、人生の処し方を教えてくれました。人生に彩りを与え、ときには道標となってくれました。それが文化・芸術のすばらしさだと思います。(中略)幼いころから映画が大好きでした。その映画への愛はいまも消えることがなく、ついには地元の小田原の街中に映画館をつくることにもなりました。私にとって映画とは人生の師匠であり、夢でもあるのです。
目次
第1章 小田原発・映画でまちおこし
第2章 私が選んだ不朽の名作
第3章 人生と仕事に役立つ映画
第4章 英国映画協会が選んだ史上最高の映画
第5章 まちなか映画館で地域が元気になった事例
第6章 特別対談 田中美里さんとの映画談義
出版社内容情報
幼いころから映画が大好きで、時間さえあれば映画館に飛び込むほど映画愛あふれる著者が、地元小田原の「街中(まちなか)」に自ら映画館をつくることに。
やはり映画は映画館で観てこそ感動が大きいもの。本書では、映画館を子どもたちも集まれる場にしたいとの思いを綴っている。
映画とは人生の師匠であり夢でもあるという、地方都市に生まれつつあるミニシアターでまちおこしを図る著者の「映画館をつくった理由」から、「不朽の名作」「人生と仕事に役立つ映画」など「おすすめ映画」までを語りつくした一冊。
なお著者は、2023年10月に急逝、思いのつまった渾身の遺作である。