内容説明
豊富な図版とともに340におよぶ神々を集成した初の事典。686の項目で好奇心を刺激する魅惑的な神々の世界を解説。巻頭には78ページにおよぶフルカラーの口絵図版を掲載。専門家による質の高い線画により多数の壁画を忠実に再現。巻末に一般の辞書にない「用語集」と「ファラオ年表」を完備。
著者等紹介
コルテジアーニ,ジャン=ピエール[コルテジアーニ,ャンピエール] [Corteggiani,Jean‐Pierre]
1942‐2022。フランスの著名なエジプト学者。2001年、古代エジプトにかんする研究でフランス学士院からジャン=エドゥアール・ゴビー賞を受賞。2007年まで、カイロのフランス東方考古学研究所(IFAO)の科学・技術顧問。専門書ばかりでなく、一般向けの書物も多く出版している
メナサ,ライラ[メナサ,ライラ] [Menassa,La¨ila]
1945‐2020。1969年から2005年まで、フランス東方考古学研究所(IFAO)の製図技師。セルジュ・サウネロンの指導の下、IFAOに参加し、写真からエスナ神殿のシーンを描くことをまかされる。その作品の質の高さと繊細さにより、研究所の多くの碑文プロジェクトだけでなく、遺跡(北カルナク、ドゥシュ、バラット、イール・アル=マディーナなど)での考古学的作業にも参加
近藤二郎[コンドウジロウ]
1951年東京都杉並区生まれ。早稲田大学文学部考古学コース教授、同大学エジプト学研究所・所長をへて、早稲田大学名誉教授。早稲田大学第一文学部西洋史専修卒業後、同大学院文学研究科考古学専攻博士課程満期退学。エジプト新王国時代のテーベ西岸のネクロポリス・テーベの岩窟墓の調査・研究・実施している。専門は、エジプト学・考古学・古代天文学
近藤悠子[コンドウユウコ]
国際基督教大学卒、エディンバラ大学大学院言語学科Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
エジプト学の泰斗による神々と神話の世界を総観する大事典。340柱すべての神を図版付きで詳説するほか、関連する動・植物、捧げ物、影響を受けた後代の宗教書に至るまで広大な領域を網羅した唯一の事典。項目数686。