内容説明
人類と発展を通じた経済・社会・政治・文化を一望する「統合史」。人類は何を生み出し、そこにどんな問題が生じ、いかに解決してきたのかをたどる話題の書。
目次
序章
第1章 古代の経済
第2章 農業
第3章 アジアの市場 200年〜1000年
第4章 ヨーロッパの復活 1000年〜1500年
第5章 エネルギーを求めて
第6章 大変革 1500年〜1820年
第7章 製造―われらの造り主を崇拝し
第8章 第一次グローバリゼーション 1820年〜1914年
第9章 移民
第10章 世界大戦と世界恐慌 1914年〜1945年
第11章 輸送―必要不可欠なネットワーク
第12章 繁栄から沈滞へ 1945年〜1979年
第13章 中央銀行―マネーとテクノクラート
第14章 第二次グローバリゼーション 1979年〜2007年
第15章 政府―常に存在する力
第16章 真の世界経済―開発途上国 1979年〜2007年
第17章 テクノロジーとイノベーション
第18章 金融危機とその後 2007年〜現在
エピローグ
付録
著者等紹介
コガン,フィリップ[コガン,フィリップ] [Coggan,Philip]
イギリスの著名経済ジャーナリスト、ニュース特派員、2006年より『エコノミスト』などに寄稿。2008年にウィンコット財団の「年間最優秀シニア金融ジャーナリスト」、2009年に年間最優秀ビジネスジャーナリストの「ベストコメンテーター」、2016年にCFAソサエティUKの「年間最優秀ジャーナリスト」に選出されている
花田知恵[ハナダチエ]
愛知県生まれ。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人類が営々とつむいできた「生産」と「交換」、そして「開発」と「発展」の変遷を通じて俯瞰した経済・社会・政治・文化の統合史を、『エコノミスト』誌がわかりやすく身近な例を挙げながら案内。未来へのヒントもたっぷり詰まった一冊。