内容説明
人間が大昔から利用し、食べ、尊敬してきた牛。世界の牛肉利用の歴史、調理法、牛肉と文化の関係等、多角的に描く。牛海綿状脳症(狂牛病)や成育ホルモン剤問題他にもふれ、「生き物を食べること」の意味を考える。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
目次
第1章 牛と牛肉
第2章 牛肉の調理法
第3章 生肉と塩漬け肉
第4章 牛肉の部位
第5章 牛肉がかきたてる想像力
第6章 牛肉をめぐる議論
第7章 牛肉のこれから
著者等紹介
ピアッティ=ファーネル,ローナ[ピアッティファーネル,ローナ] [Piatti‐Farnell,Lorna]
イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号取得。現在はニュージーランドのオークランド工科大学コミュニケーション学部上級講師。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、これまでにも歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している
富永佐知子[トミナガサチコ]
福岡県生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。英語翻訳家として、書籍やDVD・テレビ番組関連などの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人間が大昔から利用し、食べ、尊敬してきた牛。
世界の牛肉利用の歴史、調理法、牛肉と文化の関係等、多角的に描く。
成育における問題等にもふれ、「生き物を食べること」の意味を考える。レシピ付。