内容説明
シナモン、コショウ、トウガラシなど五つの最重要スパイスに注目し、古代〜大発見時代〜現代まで、「食」はもちろん経済、戦争、科学など、人類の歴史を決定的に変えた原動力―スパイスのドラマチックな歴史を平易に描く。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ
目次
序章 スパイスとはなんだろう?(シナモン;クローブ ほか)
第1章 古代のスパイス(シナモン;カシア ほか)
第2章 中世のスパイス(イスラム世界のスパイス・ネットワーク;ユダヤ人商人 ほか)
第3章 大発見時代(ポルトガルが東に進出する;スペインが東と西を結ぶ ほか)
第4章 産業化の時代(イギリスはスパイス世界を拡大する;フランスがクローブを移植する ほか)
第5章 20世紀以降(スパイス帝国におけるマコーミックの台頭;国際的なスパイス貿易グループ ほか)
著者等紹介
ツァラ,フレッド[ツァラ,フレッド] [Czarra,Fred]
国際教育コンサルタント。米国メリーランド州セントメアリーズ・カレッジ非常勤教授(世界地理、世界史)
竹田円[タケダマドカ]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻はスラヴ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
シナモン、コショウ、トウガラシなど5つの最重要スパイスに注目し、古代〜大航海時代〜現代まで、
食はもちろん経済、戦争、科学など、世界を動かす原動力としてのスパイスのドラマチックな歴史を平易に描く。
カラー図版多数。