すぐわかる物流不動産―進化を続けるサプライチェーンの司令塔 (増補改訂版)

著者:鈴木 邦成/大谷 巌一【著】
出版社:白桃書房

商品説明

内容説明

「物流を制する者がビジネスを制する」時代、超巨大物流センターの広がる役割、倉庫活用の新しい動き“物流不動産ビジネス”の実際が生き生きと描かれる。ビジネスの考え方、そのチャンスをどう掴むか、さらに充実したヒントが満載!



目次

第1章 物流不動産ビジネスの鼓動
第2章 サプライチェーンの司令塔としての倉庫・物流センター
第3章 物流センター起点の効率化の方策
第4章 倉庫・物流センターのプロファイリング
第5章 物流施設の価値と管理
第6章 現代物流ビジネスの新トレンド「物流不動産」
第7章 物流不動産ビジネスの手ほどき
第8章 人財教育―事例研究:物流ユーティリティープレイヤーの育成
第9章 物流不動産ビジネスの行方と進化



著者等紹介

鈴木邦成[スズキクニノリ]
物流エコノミスト、日本大学教授(在庫・物流管理などを担当)。博士(工学)(日本大学)。日本ロジスティクスシステム学会理事、日本SCM協会専務理事、日本卸売学会理事、日本物流不動産学研究所アカデミックチェア。ユーピーアールの社外監査役も務める。専門は物流およびロジスティクス工学

大谷巌一[オオタニイワカズ]
イーソーコグループ会長。有限責任事業組合日本物流不動産評価機構代表理事。物流不動産協同組合理事長。東京倉庫運輸入社後、物流及び不動産の実務経験を積み、物流不動産ビジネスを創始。2014年から現職。現在、約60社に及ぶイーソーコグループ企業を統括、近未来の同グループ企業総数100社を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

 近年、市場が拡大の一途を続けるネット通販などで繰り広げられている熾烈な競争を勝ち抜くキーワードとして「物流」があげられるようになった。「物流を制する者がビジネスを制する」という時代になったといっても過言ではないだろう。

 コロナ禍以降、国内の物流センターはその存在感をこれまで以上に高めている。インターネット時代の副産物として販売の商圏が広がり、伝統的な小規模な倉庫ではなく、大規模で物流効率性の高い物流センターが必要になってきている。

 同時に、たとえば金融業界、不動産業界など、これまでは「物流」とは直接関係のなかった業界の関係者にとっても、物流のしくみや考え方を理解することが大切になってきた。「物流についての理解なしではビジネスチャンスを逃してしまうことになりかねない」ということも、もはや決して少なくない。

 こうした点をふまえつつ、本書では、近年、しきりに建設されている巨大物流センターの役割やその背景にある物流不動産ビジネスの伸張、施設に併設される物流以外の用途の例などを精緻に、かつわかりやすく解説していく。

 本書は2016年4月に発行された『すぐわかる物流不動産』の増補改訂版である。この改訂に際しては、新たに2章(第5章・第9章)を追加し、読者の、物流センターのしくみと実務についての理解がさらに一層深まり、ビジネスフィールドにおける活用に役立つ内容となっている。




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