内容説明
ローズヴェルト急逝から、トルーマン登場、原爆投下、ソ連の対日参戦、米ソ関係の急変まで、偉大な指導者を喪った戦後世界に新たな「恐怖」が闊歩する。米国の著述家が書簡・電信など新史料を駆使して、逸話満載で描く現代史の焦点!
目次
第11章 問題と解法
第12章 新兵器―原子爆弾
第13章 ヤルタ
第14章 世界を構築する
第15章 問題を決着させる
第16章 ヤルタ直後に生じた問題
第17章 ローズヴェルト死す
第18章 ホプキンス、軌道回復のために奮闘
著者等紹介
バトラー,スーザン[バトラー,スーザン] [Butler,Susan]
ニューヨーク育ちで、ベニントン大学卒業後、コロンビア大学で教養学修士号を取得。フリーランスの著述家としてニューヨーク・タイムズ紙などに定期的に記事を書いている
松本幸重[マツモトユキシゲ]
1939年生。東京外国語大学ロシア語科卒。旧ソ連大使館広報部勤務を経て、現在、翻訳業(ロシア語と英語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
第二次世界大戦のさなか、対独戦、対日戦勝利だけでなく、戦後の国際秩序を見据えて協力を模索した、二巨頭の知られざる関係とは?