内容説明
なぜプーチンは無謀な侵攻を始めたのか?歴史的経緯から、西側の脅威に対するクレムリンの妄想、外交の舞台裏まで、“ジョージ・オーウェル賞”受賞作家が深層を掘り起こす!
目次
第1部 血統と帝国(毒された根;「モスクワは沈黙している」;血を流す偶像たち;明日はわたしのもの)
第2部 戦争への道(戦争への道;本気かこけおどしか;破壊命令)
第3部 戦禍の下で(崩れゆく絆;超えた限度;膠着状態;幻想の代償;戦死者の館へ)
著者等紹介
マシューズ,オーウェン[マシューズ,オーウェン] [Matthews,Owen]
1971年生まれ。イギリスの歴史作家、ジャーナリスト。デビュー作『スターリンの子供たち:離別と粛清を乗りこえて』(白水社)は、〈ガーディアン・ファースト・ブック賞〉、〈ジョージ・オーウェル賞〉を受賞。『ニューズウィーク』モスクワ支局長を務め、長年の駐在経験、豊富な人脈、ウクライナ出身の母親のルーツを元に本書を執筆し、プーシキン・ハウス図書賞を受賞、『デイリー・テレグラフ』年間最優秀図書に選出された
三浦元博[ミウラモトヒロ]
1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒。共同通信社勤務を経て、大妻女子大学社会情報学部に勤務。同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
侵攻に至る歴史的経緯から、西側に対するプーチンの妄想、外交の舞台裏まで、権力と戦火の実態に肉迫する傑作ノンフィクション!