ナチが愛した二重スパイ―英国諜報員「ジグザグ」の戦争

著者:マッキンタイアー,ベン【著】〈Macintyre,Ben〉/高儀 進【訳】
出版社:白水社

商品説明

内容説明

ロンドン暗黒街の悪党チャップマンは、ナチのスパイ訓練を受けて母国に舞い戻る。しかし英国側スパイの「ジグザグ」に転身し、ドイツを欺くミッションを命じられるが…生か死か、愛か裏切りか、手に汗握るノンフィクション。



目次

オテル・ド・ラ・プラージュ
ジャージー刑務所
戦時の島
ロマンヴィル
ヴィラ・ド・ラ・ブルトニエール
グラウマン博士
暗号解読班
モスキート
見えない眼に監視され
降下
マーサが興奮した夜
収容所020
クレスピーニ・ロード三五番地
なんと華々しい死に方
フリーダとダイアン
アブラカタブラ
冒険が危険であればあるほど
密航者のスパイ
ジョリ・アルベール
しけた花火
氷前線
リッツの若い女
破壊工作コンサルタント
リュテシアでの午餐会
帰還した蕩児の悪党
有地獄
破壊しつつある
工作活動終了



著者等紹介

マッキンタイアー,ベン[マッキンタイアー,ベン][Macintyre,Ben]
1963年、英国生まれ。ノンフィクション・ライター、コラムニスト。『ザ・タイムズ』のワシントン支局長、パリ支局長を務めた。現在までに六冊のノンフィクションを発表し、いずれも高い評価を受けている。『ナチが愛した二重スパイ』は、コスタ賞(旧ウィットブレッド賞)伝記部門最終候補作品に選ばれた

高儀進[タカギススム]
1935年生。早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

第二次大戦末期、ロンドンの悪党チャップマンは、ナチのスパイとなりつつ、二重スパイとしてベルリンに偽情報を送っていた。戦史に秘められた事実を追う。




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