モスクワ攻防1941―戦時下の都市と住民

著者:ブレースウェート,ロドリク【著】〈Braithwaite,Rodric Quentin〉/川上 洸【訳】
出版社:白水社

商品説明

目次

第1部 おもむろに迫る嵐(都市の形成;ユートピアをめざして;戦争と戦争のうわさ)
第2部 嵐の到来(一九四一年六月二二日;ロシア軍の抗戦;民兵たち;大衆動員;手綱を締めるスターリン;嵐の目;空襲下のモスクワ)
第3部 タイフーン(ドイツ軍の突破前進;パニック;疎開;バネの圧縮;敗北から勝利へ;勝利のあと)



著者等紹介

ブレースウェート,ロドリク[ブレースウェート,ロドリク][Braithwaite,Rodric Quentin]
1932年ロンドン生まれ。父はサドラーズ・ウェルズ劇場のオペラ指揮者。1950‐52年英軍情報部員としてウィーン勤務。52‐55年ケンブリッジでフランス語とロシア語を学ぶ。57年から外交官となり、ジャカルタ、ワルシャワ、ローマ、ブリュッセル、ワシントンなど外国勤務をまじえながら英外務連邦省(FCO)企画局長、欧州統合局長、副次官などの要職を歴任。その間63‐66年モスクワ駐在1等書記官(商務担当)、88‐92年にはソ連(ロシア)駐在大使としてソ連崩壊前後の状況をつぶさに観察、その体験を『モスクワ川の対岸―逆転した世界』(Across the Moscow River:The World Turned Upside Down,2002)にまとめる。92‐93年メージャー首相外交政策顧問。引退後は英ナショナル・オペラ団長、王立音楽院長、ドイッチェバンク上級顧問その他の企業および非営利団体の役職につき、現在は欧州評議会と欧州委員会の共同プロジェクトによる「モスクワ政治学院」の国際顧問団議長

川上洸[カワカミタケシ]
1926年京城(ソウル)生まれ。旧制東京大学文学部言語学科卒。スラヴ語専攻。旧ソ連大使館広報部、APN通信社東京支局に勤務ののちロシア語、ポーランド語、英語からの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

酸鼻を極めた戦局の推移を軸に、スターリン、ジューコフ、第一線将兵の動向から、市民生活、文化、芸能の流行まで、「時代の空気」と種々多様な人びとの姿を活写する。沼野充義氏推薦! 「この驚くべき本の主役は、体制に不満を抱きながらも熱く国を愛し、謎めいた力を発揮して命がけで敵を撃退した普通の人々だ。兵士も、庶民も、映画スターさえも巻き込んだ苛酷な戦いの中で、誰も孤独ではなかった。」沼野充義 「ジューコフ元帥は回想録のなかで、この戦争(第二次世界大戦)でいちばん鮮烈に記憶に残っているのはモスクワ防衛戦だ




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