目次
俳句(霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き(松尾芭蕉)
にょっぽりと秋の空なる富士の山(上島鬼貫)
不二ひとつうづみのこして若葉哉(与謝蕪村)
なの花のとっぱづれ也ふじの山(小林一茶)
かたつぶりそろそろ登れ富士の山(小林一茶) ほか)
和歌(田子の浦ゆうち出でて見ればま白にそ…(山部赤人)
時知らぬ山は富士のねいつとてか…(在原業平)
人知れず思ひするがの富士の嶺は…(伊勢)
ふじの嶺の煙絶えなむたとふべき…(和泉式部)
いつとなく心そらなるわが恋や…(相模) ほか)
著者等紹介
石飛博光[イシトビハッコウ]
1941年、北海道生まれ。東京学芸大学書道科卒。金子鴎亭に師事。毎日書道展文部科学大臣賞受賞。毎日芸術賞受賞。現代の書新春展出品(毎日新聞社)。現代書道二十人展出品(朝日新聞社)。日展会員。創玄書道会会長。全日本書道連盟副理事長。毎日書道会理事。全国書美術振興会常務理事。日本詩文書作家協会会長。大正大学客員教授。NHK文化センター講師。博光書道会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)