地方産業の近代化構想―前田正名の思想と運動

目次

第１部　地方産業の思想と運動（殖産興業政策の展開と『興業意見』の編纂；地方産業と国民生活の実態―『興業意見』の「地方報告」を中心に；『興業意見』の政策構想；『興業意見』の政策構想の挫折；地方産業振興運動の展開；石川理紀之助の農村計画；波多野鶴吉の地域計画；星野長太郎の共同販売運動）
第２部　前田正名（伝記）（出生と生いたち；長崎遊学と維新変革への参加；フランスと前田正名；殖産興業政策への参画；『興業意見』の編纂と政策構想の挫折；官界復帰と農工商調査の実施；地方産業振興運動の展開；町村是運動と開田事業；地方産業振興運動の再開；結び）

著者等紹介

祖田修［ソダオサム］
１９３９年、島根県生まれ。京都大学農学部農林経済学科卒業。農学博士。農林省経済局、龍谷大学助教授、京都大学大学院農学研究科教授、放送大学客員教授、福井県立大学経済経営学部教授・同大学学長、などを歴任。現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）