内容説明
国連のSDGs(持続可能な開発目標)達成モデルと称賛される福岡県大木町、みやま市での経験をもとに、焼却炉も下水道も不要、人口減少・高齢化・経済縮小時代にマッチしたエコで安上がりな「循環のまちづくり」を大胆に提案する。
目次
1 ごみ処理はいまどうなっているか―現状と可能性(大木町の循環事業;生ごみを分別すれば残りは燃料資源;「捨てる」から「処理して捨てる」になっただけ;過剰な処理施設;焼却施設の削減から廃止へ ほか)
2 「循環のまちづくり」のすすめかた(循環事業の3つのモデル;「つながり」事業1液肥を組織的に利用する;「つながり」事業2伝え続ける仕組み;地域循環仕様のメタンプラント;終章:自立する地域経済のために)
著者等紹介
中村修[ナカムラオサム]
1957年佐賀県唐津市生まれ。大阪大学工学部環境工学科卒、九州大学大学院農学研究科修了。農学博士。長崎大学環境科学部准教授などを経て、2017年9月より、一般社団法人循環のまちづくり研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)