内容説明
粒形、成分含量など品質基準の見方選び方。毎日、安定して生産するための基礎知識と製造技術。規模別にみる生産計画と機械の選び方。手間、コストがかからない徳用パックを基本にした、地元消費のための販売戦略等々、納豆づくりの解説書。
目次
第1章 健康と農業を守る納豆パワー(地場産大豆でつくる納豆は、風味よくおいしい;古来からの健康食品“納豆”のすごいパワー ほか)
第2章 「納豆」を知って原料大豆を選ぶ(納豆ってどんなもの?;納豆製造の歴史を振り返る ほか)
第3章 品質のよい納豆を安定して生産する(糸引納豆の生産工程;素材の違いと加工方法―ひきわり納豆の場合 ほか)
第4章 納豆の生産計画から販売まで(規模別にみる生産・販売計画と設備の選び方;食品衛生法で定められている施設の設備基準 ほか)
著者等紹介
渡辺杉夫[ワタナベスギオ]
1930年生まれ。宇都宮大学農学部農芸化学科において発酵専攻。以降、アルコールならびに醸造工業の試験研究などに携わる。現在、鈴与工業株式会社に勤務。納豆生産技術の開発に従事。取締役企画室長。平成元年より平成9年まで、農林水産省食品総合研究所発酵食品講習会において“無塩発酵大豆食品(納豆)”の講座を担当する
出版社内容情報
地元大豆で納豆をつくり、地域の健康と農業を守る。加工適性の高い品種の選び方から、短期熟成型発酵食品「納豆」を安定して生産する製造技術、規模別にみる生産・販売計画と機械の選び方を納豆生産技術指導者が解説