目次
生物体とその環境は合わさって一つのものである
人格の成長
生きることの困難
困難の年代記―乳児期と幼児期
児童期―就学と社会化
前青春期―ギャングとチャム
男性青春期と同性愛
女性の青春期に関する断章
睡眠、夢、スキゾフレニア
人格および情況のタイプ論〔ほか〕
著者等紹介
サリヴァン,ハリー・スタック[サリヴァン,ハリースタック] [Sullivan,Harry Stack]
1892年、ニューヨーク州シェナンゴ郡に、アイルランド系移民3世として生まれる。1917年にシカゴ医学校を卒業後、陸軍連絡将校を経て、23年よりシェパード・イノック・アンド・プラット病院で臨床医となる。30年代より、重症精神病に対するインテンシブな心理療法を特徴とする、北米の力動精神医学の中心的存在となる。第二次大戦以降、国際精神保健体制の確立のために運動するが、49年にパリ滞在中に客死
阿部大樹[アベダイジュ]
1990年、新潟県に生まれる。新潟大学医学部を卒業。東京都立松沢病院、聖マリアンナ医科大学を経て、現在は川崎市立多摩病院神経精神科長
須貝秀平[スガイシュウヘイ]
1990年、滋賀県に生まれる。東京大学医学部を卒業。東京都立松沢病院を経て、現在は東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻システムズ薬理学教室に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
現代精神医療の基礎を築いたといわれるアメリカ精神医学の先駆者、サリヴァンによる注目の処女作が約1世紀の時を経て遂に刊行!