内容説明
基本となる分析手法の理論を、初歩からじっくり丁寧に解説。観察データから因果効果を推定するための手法を軸に、その理論的背景を学べる。計量経済学の基本的な分析手法の理論をしっかりと学習したい人に最適。
目次
計量経済学とは何か
ベクトルと行列
行列の性質
確率変数ベクトルと行列
漸近理論の基礎
因果効果
線形回帰モデル
OLS推定量の性質
回帰係数の検定と区間推定
線形回帰モデルの実証分析
パネルデータ分析
固定効果推定量の推論
操作変数法
2SLS推定量の性質
著者等紹介
岩澤政宗[イワサワマサムネ]
2016年、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。2019年より、小樽商科大学商学部経済学科准教授。専門は計量経済理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
漸近理論を基礎にした計量経済学の理論を、初歩からじっくり丁寧に解説。観測データを想定し、因果推論などの現代的なトピックスまでもカバーする。また、身につけた理論を用いて実証分析するためのRのコードも提供。