内容説明
知的好奇心くすぐるわかりやすい入門テキスト。メンタライゼーションについての学びを深め、自分のものとして身につけるのに最適の一冊。近年の理論展開の中核をなす重要ワード「認識的信頼」「私たちのモード」についても解説。
目次
第1部 メンタライゼーション理論の基盤(「遊び」の準備―メンタライゼーション概説;境界例概念の変遷と現代的意義―190年の歴史をたどる;愛着理論と精神分析―理論の橋渡し役としてのメンタライゼーション ほか)
第2部 メンタライゼーション臨床の現在(トラウマ臨床におけるメンタライジング;感情に焦点を当てるということ―愛着、メンタライゼーション、そして精神分析;精神力動論としてのメンタライゼーション ほか)
第3部 メンタライゼーションの発展と展望(メンタライゼーションと精神分析(1)―内容からプロセスへ
メンタライゼーションと精神分析(2)―無意識から非意識へ
認識的信頼を学ぼう―なぜ私たちは「変わる」ことができるのか ほか)
著者等紹介
池田暁史[イケダアキフミ]
1972年山形県に生まれ、山菜、野草、茸などの自然の味覚とともに育つ。現在、大正大学臨床心理学部臨床心理学科教授。東京・恵比寿にて個人開業(精神分析家)。専門:精神分析・力動精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
メンタライゼーションについての学びを深めるのに最適の一冊。歴史的背景や基礎理論から進化の最前線まで、わかりやすく解説!