子育てに苦しむ母との心理臨床―EMDR療法による複雑性トラウマからの解放

著者:大河原 美以【著】
出版社:日本評論社

商品説明

内容説明

子育て困難は「人格の問題」ではなく「過去の記憶の問題」である。6人の母の物語から、虐待・トラウマ・愛着障害の臨床の真髄を学ぶ。



目次

第1章 母たちの物語―過去の記憶への旅(過去の記憶を旅するために;Aさん(34歳)の事例(一人娘3歳2ヵ月)―娘の「大きな泣き声」への怒りと実母を喪失した悲しみの記憶
Bさん(35歳)の事例(一人娘2歳5ヵ月)―「言うことを聞かない」娘への怒りと震災時の流産の悲しみ ほか)
第2章 子育て困難と複雑性トラウマの理解(記憶とトラウマ;複雑性トラウマと自我状態;子育て困難のメカニズム ほか)
第3章 EMDR療法による支援(EMDR療法で起こること;EMDR療法におけるセラピストとの関係性;子育て困難事例でのターゲットの設定と準備段階 ほか)



著者等紹介

大河原美以[オオカワラミイ]
東京学芸大学教育心理学講座教授、博士(教育学)。公認心理師・臨床心理士・家族心理士・学校心理士。1982年東北大学文学部哲学科卒業。児童福祉施設の児童指導員として勤務の後、1993年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。精神科思春期外来、教育センターなどの非常勤相談員を経て、1997年東京学芸大学助教授、2007年4月より現職。専門は子どもの心理療法・家族療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「子どもへのイライラを止められない」
「よいお母さんになれない」
「子育てがつらい」
「子どもを叩いてしまう」
こんなふうに,お母さんたちが悩んでいるとき,多くの方は自分の責任だと感じてしまうと思いますが,子育て困難は「人格の問題」ではなく「過去の記憶の問題」なのです。子育てをつらいと感じ,子どもに適切な関わりができないことで苦しんでいるお母さんたちに接する援助者が「過去のつらい体験をたくさん我慢してきた」ことを受け止め,信頼関係を築くことで,「愛着障害」を引き起こす親子関係を修復することが可能です。本書では,6人のお母さんたちの物語を通じて,わかりやすくそのメカニズムを解説します。




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