目次
第1章 社会保障の潮流と社会保障構造改革(ドイツの社会保障の全体像;社会保障の構造改革 ほか)
第2章 介護保険とともに高齢社会を支える成年後見制度(日本の成年後見制度の実態に関わる問題;ドイツの介護保険改革 ほか)
第3章 公的介護保険制度の特徴とその現状(公的介護保険法の成立過程;公的介護保険法の仕組み ほか)
第4章 介護保障システムの構造的特徴(家族介護の社会的評価の意義と実態;現金給付の仕組みと運用の実態 ほか)
第5章 「介護危機」と介護政策の転換(介護危機の実態;介護政策の転換 ほか)
著者等紹介
宮本恭子[ミヤモトキョウコ]
1961年松山市に生まれる。産業保健師としての勤務を経て、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程を修了。博士(経済学)取得(2012年3月)。保健師、助産師、介護支援専門員資格所持。2013年4月から島根大学法文学部准教授として勤務。2017年4月から同教授。専門は社会保障論、福祉経済学、社会政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本はドイツに、ドイツは日本の介護保険に近づいている。両国の介護政策は越境することで持続可能な介護政策が見えてくるだろうか。