目次
第1章 はじめに
第2章 なぜランダム化が必要なのか?
第3章 調査設計におけるランダム化比較試験の導入
第4章 サンプルサイズ、実験設計、検出力
第5章 実際の調査設計と実施にあたっての留意事項
第6章 「完全なランダム化」が行われない場合の分析
第7章 推論に関する問題
第8章 外的妥当性とランダム化比較試験から得られた結果の一般化
解説 エビデンスに基づく政策形成の考え方と本書のエッセンス
著者等紹介
デュフロ,エステル[デュフロ,エステル] [Duflo,Esther]
マサチューセッツ工科大学(MIT)経済学科教授。アブドゥル・ラティーフ・ジャミール貧困アクションラボ(J‐PAL)共同創設者・共同理事。パリの高等師範学校で学士号を取得。その後MITで経済学の博士号取得。MIT助教などを経て現職。全米芸術科学アカデミーおよび計量経済学会フェロー。40歳以下で最高のアメリカの経済学者に授与されるジョン・ベイツ・クラークメダル、マッカーサーフェローシップ、カルヴォ・アルメンゴル国際賞など受賞
グレナスター,レイチェル[グレナスター,レイチェル] [Glennerster,Rachel]
英国国際開発省(DFID)チーフエコノミスト。オックスフォード大学で学士号を取得。その後ロンドン大学で経済学の修士号・博士号を取得。アブドゥル・ラティーフ・ジャミール貧困アクションラボ(J‐PAL)常任理事などを経て現職
クレーマー,マイケル[クレーマー,マイケル] [Kremer,Michael]
ハーバード大学経済学部教授。ハーバード大学で学士号、経済学の博士号を取得。全米芸術科学アカデミーフェロー。マッカーサーフェローシップなど受賞
小林庸平[コバヤシヨウヘイ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)経済政策部主任研究員。経済産業研究所コンサルティングフェローを兼務。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。経済産業省産業構造課課長補佐、経済産業研究所研究員等を経て、現職
石川貴之[イシカワタカユキ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)環境・エネルギー部研究員。ヴァンダービルト大学大学院開発経済学プログラム修了。修士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
近年、注目を集める因果推論。その代表的手法であるランダム化比較試験(RCT)を用いた政策効果の測定方法を、第一人者が解説。