DHCスラップ訴訟―スラップされた弁護士の反撃そして全面勝利

著者:澤藤 統一郎【著】
出版社:日本評論社

商品説明

内容説明

ある日突然に民事訴訟の被告になった。その被告事件が私の勝訴で確定したあとに、今度は攻守ところを変えて私が原告となっての「反撃訴訟」を提起してこれも勝訴した。多くの人に支えられ、多くの人を頼っての勝利であって、私はこの間誰よりも幸せな被告であり原告であった。この書は、六年九か月に及ぶその訴訟の顛末と、訴訟を切り口に見えてきた諸問題についての報告である。



目次

第1章 ある日私は被告になった(えっ?私が被告?;裁判の準備はひと仕事;スラップ批判のブログを開始 ほか)
第2章 そして私は原告になった(今度は「反撃訴訟」…なのだが;えっ?また私が被告に?;「反撃」訴訟が始まった ほか)
第3章 DHCスラップ訴訟から見えてきたもの(スラップの害悪;スラップと「政治とカネ」;スラップと消費者問題 ほか)



著者等紹介

澤藤統一郎[サワフジトウイチロウ]
1943年8月生まれ。大地と陽光と日本国憲法によって育った。身体の組成は、自由・民主主義・平和、そして反権力・反権威。1971年4月の登録以来、混じり気なしの弁護士である。ブログ「澤藤統一郎の憲法日記」を連続更新して3400日余となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

批判封じと威圧のためにDHCから名誉毀損で訴えられた弁護士が表現の自由のために闘い、完全勝訴するまでの経緯を克明に語る。

【目次】
はじめに

第一部 ある日私は被告になった

1 えっ? 私が被告?
2 裁判の準備はひと仕事
3 スラップ批判のブログを開始
4 第一回の法廷で
5 えっ? 六〇〇〇万円を支払えだと?
6 「DHCスラップ訴訟」審理の争点
7 関連スラップでみごとな負けっぷりのDHC
8 DHCスラップ訴訟での勝訴判決
9 消化試合となった控訴審
10 勝算なきDHCの上告受理申立て

【第1部解説】
DHCスラップ訴訟の争点と獲得した判決の評価 光前幸一

第二部 そして私は原告になった

1 今度は「反撃」訴訟……なのだが
2 えっ? また私が被告に?
3 「反撃」訴訟が始まった
4 今度も早かった控訴審の審理
5 感動的な控訴審「秋吉判決」のスラップ違法論

【第2部解説】
DHCスラップ「反撃」訴訟の争点と獲得判決の意義 光前幸一

第三部 DHCスラップ訴訟から見えてきたもの

1 スラップの害悪
2 スラップと「政治とカネ」
3 スラップと消費者問題
4 DHCスラップ関連訴訟一〇件の顛末
5 積み残した課題
6 スラップをなくすために

【第3部解説】
スラップ訴訟の現状と今後 光前幸一

あとがき




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