目次
第1章 刑事手続における被害者参加論の提起
第2章 モデル構造論によるアプローチの構築
第3章 アメリカの被害者参加論から得られる示唆
第4章 イギリスの被害者参加論
第5章 日本における「被害者中心モデル」の台頭
第6章 日本における「被害者参加制度」創設とその後の展開
第7章 総括
著者等紹介
吉村真性[ヨシムラシンショウ]
1977年岐阜県生まれ。2000年龍谷大学法学部卒業。2006年龍谷大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。同年龍谷大学矯正・保護研究センター博士研究員。2008年九州国際大学法学部准教授。2012年九州国際大学大学院法学研究科准教授。現在、九州国際大学法学部・大学院法学研究科教授(2014年〜)。専攻は刑事訴訟法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
刑事裁判への被害者参加制度の位置づけについて、米英日の比較分析も踏まえ、三極モデル構造論のもとに理論的に検討する。