内容説明
基礎から予備・司法試験合格、実務まで法曹三者と研究者による徹底的にわかりやすいテキスト。4つの「基本事例」と具体的な「設問」、豊富な図表・書式・法廷場面のセリフ再現等で、訴訟実務のイメージが明確につかめる。「手続」と「論点」、「全体」と「部分」の関係でもう迷わない。法科大学院協会の「共通的な到達目標モデル」の内容を網羅。
目次
刑事訴訟法の意義と手続の全体像
捜査(1)―総論・捜査の端緒
捜査(2)―証拠の発見・収集
捜査(3)―犯人の発見・確保と捜査の終結
被疑者の防御と弁護人
公訴の提起
公判(1)―基本編
公判(2)―応用編
証拠(1)―証拠法総論
証拠(2)―伝聞証拠・自白
裁判
裁判
上訴と救済手続
犯罪被害者と刑事手続
刑事訴訟法の歴史
著者等紹介
吉開多一[ヨシカイタイチ]
1970年生まれ。国士舘大学法学部教授、弁護士(2020年弁護士登録)。1997年4月から2014年3月まで検事として東京地検特捜部、福島地検郡山支部、大阪地検特捜部等に勤務
緑大輔[ミドリダイスケ]
1976年生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授
設楽あづさ[シダラアズサ]
1963年生まれ。弁護士(1995年弁護士登録)。2012年4月から2015年3月まで司法研修所において刑事弁護教官として勤務
國井恒志[クニイコウシ]
1966年生まれ。東京高等裁判所判事。1994年裁判官任官、東京都、福岡県、愛知県、高知県、神奈川県、埼玉県、茨城県、群馬県で刑事事件を担当。2017年前橋地方裁判所部総括判事、2020年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「基本」シリーズの刑事訴訟法I。法曹三者と研究者の共著。豊富な事例・設問・図表・公判でのやりとり等により極めて平易に解説。