理論刑法学入門―刑法理論の味わい方

著者:高橋 則夫/杉本 一敏/仲道 祐樹【著】
出版社:日本評論社

商品説明

内容説明

重要論点を斬新な思考で検討し、理論刑法学の魅力を鮮やかに描き出す。“自由に考える”発想が刑法学の新たな1ページを切り拓く。



目次

第1講 過失犯
第2講 不作為犯
第3講 緊急行為
第4講 責任能力
第5講 裏返しの犯罪論
第6講 主観的要素
第7講 複数行為の競合
第8講 共犯論
第9講 罪刑法定主義
第10講 刑事判例と刑事立法
第11講 行為無価値論と結果無価値論



著者等紹介

高橋則夫[タカハシノリオ]
早稲田大学法学学術院教授。法学博士(早稲田大学)

杉本一敏[スギモトカズトシ]
早稲田大学大学院法務研究科教授

仲道祐樹[ナカミチユウキ]
早稲田大学社会科学総合学術院准教授。博士(法学)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

刑法学上の重要論点を気鋭の研究者が大胆に分析し、驚きと発見の中から理論刑法学の姿を鮮やかに描き出す。

はしがき
凡例

第1講 過失犯
1 過失の2つの問い方――「危険の現実化」か「原因において自由な行為」か
2 過失行為のとらえ方

第2講 不作為犯
1 不作為犯の結果回避可能性――「危険の現実化」か「負担要求可能性」か
2 不作為における可能性

第3講 緊急行為
1 正当防衛における負担要求可能性――侵害回避義務と退避義務
2 刑法の体系性と過剰防衛

第4講 責任能力
1 アリス(alis)とアリック(alic)
2 医療観察法から見る刑法理論

第5講 裏返しの犯罪論
1 「真意説」の真意を問う――「被害者の同意」のオセロ的理解から帰属的理解へ
2 中止犯――二つの裏返し、二つの考察法

第6講 主観的要素
1 故意はどこまで客観化されるべきか
2 犯罪論における計画――ブラットマンと開けるブラックボックス

第7講 複数行為の競合
1 遡及禁止と間接正犯
2 過失競合における主体の問題

第8講 共犯論
1 意思連絡について
2 共謀による義務付けと共謀の射程

第9講 罪刑法定主義
1 刑法と憲法における『不明確性』の主張
2 行動準則としての刑法と罪刑法定主義

第10講 刑事判例と刑事立法
1 判例に関する2つの原理と「判例への適合性」
2 フィクションとの比較法――刑事法学はSFの夢を見るか?

第11講 行為無価値論と結果無価値論
1 行為無価値論と結果無価値論の対立はどこまで続くか
2 論争の終わらせ方――論点整理メモとして

あとがき
事項索引


【著者紹介】
早稲田大学法学部教授




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