内容説明
介護予防のポイント、生活環境の整え方、介護サービスの利用法など、介護のあれこれを猫にたとえて楽しく解説しました。しんどい親の介護が、愛猫のお世話みたいに愛しくなる!その介護の心配事、猫が解決法を教えます。現役ケアマネジャーによる新感覚の介護本。
目次
第1章 にゃんとも面白い猫の動き―猫から学ぶ高齢者の「動作」(肉球は滑り止めにも役立つ―転倒する前にバリアフリー工事を;猫パンチは筋トレの賜物―高齢者の筋トレはとても大切です ほか)
第2章 にゃんとも不思議な猫のクセ―猫から学ぶ高齢者にありがちな「特性」(とってもきれい好き―身だしなみはいくつになっても大切に;爪とぎも大事な身だしなみ―足の爪切りは早めに対応を ほか)
第3章 にゃんとも愛しい猫の毎日―猫から学ぶ高齢者の「日々の生活」(トイレや室内はいつも清潔―介護保険でトイレ掃除が頼める場合も;だらだらと睡眠時間が長い―睡眠は時間よりも質が大事 ほか)
第4章 にゃんとも活発な猫の世間付き合い―猫から学ぶ高齢者の「社会生活」(縄張りへの侵入を嫌う―高齢期の居場所と仲間づくりは大切;元野良猫の町内パトロール活動―一緒に散歩で有酸素運動 ほか)
第5章 にゃんとも興味深い猫のことわざ・慣用句―猫から学ぶ「介護のコツ」(「借りてきた猫」―初めてのデイサービスは緊張するもの;「猫の手も借りたい」―親の介護はチームプレーで ほか)
著者等紹介
田中克典[タナカカツノリ]
1962年、埼玉県生まれ。日本福祉教育専門学校卒業後、福祉系の出版業務を経て、東京都清瀬療護園(重度身体障害者入所施設)、清瀬市障害者福祉センター(デイサービス、ショートステイ)などで介護体験を積む。1984年にはインド・コルカタの故マザー・テレサ女史の運営する施設で介護体験し、テレサ氏とも懇談する。2000年、介護保険制度発足と同時にケアマネジャーの実務に就き、これまでに約450人の高齢者を担当した。現在は株式会社スタートラインで現役ケアマネジャーをしている。主な資格は、主任介護支援専門員、産業ケアマネ3級、猫検定初級。NPO法人「小江戸ふぁみりぃ」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)