内容説明
算数オリンピック決勝に2回出場した灘中、灘高、東大卒の気鋭の塾講師が目から鱗が落ちる「算数の考え方・解き方」を伝授。
目次
第1章 「考える力」よりも大事な「やってみる力」
第2章 知恵で解くか、方程式で解くか?
第3章 未来を切り拓く道具としての関数・数列
第4章 分数・小数で“数の世界”を拡げる
第5章 偉大な数学者たちを魅了してきた整数
第6章 図形の問題とその向こうに見える“数学の原型”
第7章 物の数を正確に数える工夫
+α “算数”の向こうにつながる“数学”の世界
著者等紹介
小田敏弘[オダトシヒロ]
数理学習研究所所長。灘中学・高等学校、東京大学教育学部総合教育科学科卒。小学校時代は“算数のできる人”として過ごし、算数オリンピックにも2大会連続で決勝大会に進出。灘中時代も、広中杯全国中学生数学大会で決勝大会6位入賞などの結果を残す。高校進学後は教育問題に関心を持ち、東京大学教育学部に進学。大学卒業後は、「学校についていくため」「受験のため」「楽しむため」などといった表面的には多様な算数・数学学習ニーズにも、掘り下げれば根本には同じ形をした“本質的な数理学習”があるはず、という考えのもと、数理学習研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
灘・開成・桜蔭・筑駒…。名門中学の入試問題を解けば“数学のイメージ”がつかめる!