内容説明
強い既得権、しがらみが存在する産業領域をどう変えるのか―。農協改革など、数々の改革に携わった著者が自らの体験を語り、農業と行政の進むべき道を問う。
目次
第1章 行政官の役割
第2章 農地バンク法を軸とする農政改革
第3章 農協改革
第4章 農業競争力強化その他の農政改革
第5章 林業・水産業改革
第6章 行政における組織運営
終章 行政官の責任を果たすために
著者等紹介
奥原正明[オクハラマサアキ]
1955年生まれ。麻布高校・東京大学法学部卒業。1979年農林水産省入省。在ドイツ大使館1等書記官、大臣秘書官、食糧庁計画課長、農業協同組合課長、大臣官房秘書課長、水産庁漁政部長、消費・安全局長、経営局長等を経て、2016年6月農林水産事務次官。2018年7月農林水産省を退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
強大な既得権が存在する産業の変化に、行政はどんな役割を果たしたのか。農協改革に携わった前農水次官が自身の体験を詳細に語る。