内容説明
インターネットによりコミュニケーション手段が激変したように、今、ものづくりにもネット革命の大波が押し寄せている。脅威か?チャンスか?ドイツが仕掛ける「ものづくりネット革命」の真実。
目次
第1章 なぜ、ドイツは国をあげてインダストリー4.0に取り組んでいるのか(ドイツという国の本質;「欧州の病人」から「独り勝ちのドイツ」へ ほか)
第2章 インダストリー4.0を推進するドイツ国内の体制と経緯(政府、学会、産業界、研究機関、大学などが一致協力;関係機関の動向 ほか)
第3章 インダストリー4.0とは何か(ドイツのコンセプト;インダストリー4.0の概要 ほか)
第4章 インダストリー4.0により実現できること(「自律性」「柔軟性」「最適化」「生産性」;中小企業への導入をどうするか ほか)
第5章 日本の製造業に与えるインパクト(日本企業へのインタビュー;業界別インパクト ほか)
著者等紹介
岩本晃一[イワモトコウイチ]
経済産業省地域経済産業グループ産業政策分析官、経済産業研究所コンサルティングフェロー。1958年香川県生まれ。京都大学卒、京都大学大学院(電子工学)修了後、通商産業省入省。産業技術総合研究所つくばセンター次長、内閣官房総合海洋政策本部事務局内閣参事官などを経て、2012年7月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
コンセプトをはじめ、何がどう変わるのか、日本企業に与える影響など、インダストリー4.0を取り巻く動きを多面的に紹介。