目次
問診で絞り込む3つの診断ポイント
頻度の高い順で考えよう:“せき”のタイプ別鑑別診断と治療総論
問診の肝!過去の治療内容と症状からわかる本当の診断
診断がつけば容易に止まる咳喘息だが
意外に多いアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・咽喉頭炎に伴う“せき”
長引く“せき”を起こす感染症
無視できないPM2.5、黄砂、酸性霧による“せき”の悪化
心因性咳嗽の見破り方:薬が効かない待合室、診察室での耳障りな“せき”
仕事場での“せき”(職業性咳嗽)
新築・リフォーム後の家、タバコや線香の煙などで起こる“せき”
困ったときの漢方治療
著者等紹介
田中裕士[タナカヒロシ]
1957年北海道小樽市生まれ。1976年小樽潮陵高校卒業。1983年札幌医科大学医学部卒業。1983〜2011年札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科。1987年函館市立病院呼吸器科。1990年市立釧路総合病院呼吸器科。1991年札幌南一条病院呼吸器内科。1992年札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科助手。1997年同講師。2005年同助教授。2007年同准教授。2011〜2012年日本呼吸器学会『咳嗽に関するガイドライン第2版』作成委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
原因が多岐にわたるためその診断・治療に苦慮するケースの多い“せき”の診かたをエキスパートに学ぶ.「先生,“せき”だけが止まらないんです!」こんな患者さんが来て診療に困ったことは…?プライマリ・ケアの現場で頻繁に遭遇するものの,原因が多岐にわたるためその診断・治療に苦慮するケースの多い“せき”の診かたをエキスパートに学ぶ.基本的な診かたから原因疾患の見極め方,治療のコツまでをわかりやすく解説.鑑別のフローチャート,各章冒頭のエッセンスやポイントで,短時間で要点を確認できる.臨床現場ですぐに役立つ心強い一冊.
田中 裕士[タナカ ヒロシ]