出版社内容情報
新規治療薬によって常に標準治療が更新されている肝臓疾患.多くの患者に最適な選択肢を提供するため押さえるべき内容を紹介。新規治療薬の登場によってウイルス性肝炎の標準治療が変わろうとしている.B型肝炎には核酸アナログ製剤,C型肝炎にはDAA療法,どちらも耐性に留意しながら専門的な知識が必要とされる.そのほか,潜在的な患者が多いNASHやアルコール性肝障害をはじめ,原発性肝癌,転移性肝癌,まれな自己免疫性・代謝性の肝疾患まで,肝臓専門医が押さえるべき幅広い内容を網羅.
?.肝疾患総論
疾患概念
疫学
病態生理
?.検査・診断
血液検査
画像診断
病理診断
そのほか
?.治療法総論
薬物療法
肝切除術
局所療法
放射線療法
瀉血療法
血漿交換,血液濾過透析
肝移植
内視鏡的治療(EIS EVL APC)
脾臓摘出術,部分的脾動脈塞栓術(PSE)
BRTO,PTO,TIPS
栄養療法
予防薬
?.治療法各論
びまん性肝疾患
腫瘤性肝疾患
合併症
他臓器疾患による肝障害
■ミニレクチャー
一塩基多型(SNP)の測定意義
肝炎対策基本法
医療費助成制度
オートファジー
肝疾患とサルコペニア
佐々木裕[ササキユタカ]
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