内容説明
サステナビリティ情報の開示は、制度化に向けた議論のフェーズから実務対応のフェーズに移行しつつあります。実務対応においては様々な課題がありますが、まず重要になるのが2025年3月にサステナビリティ基準委員会(SSBJ)が公表した3つのサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)を正しく理解することであるといえます。本書では、「基準の内容を正しくかつわかりやすく伝えること」をコンセプトにSSBJ基準を巡る制度動向、基準の内容、ISSB基準との比較について一問一答のQ&A形式でわかりやすく解説しています。また、SSBJ基準の適用にあたって関連して理解すべき事項についても言及しています。
目次
第1章 日本のサステナビリティ開示を巡る制度動向とサステナビリティ開示基準(背景;SSBJ基準の概要 ほか)
第2章 基準の内容を理解しよう―(1)全般(目的および範囲;報告企業 ほか)
第3章 基準の内容を理解しよう―(2)具体的な開示のあり方(コア・コンテンツの全体像;ガバナンス ほか)
第4章 ISSB基準との比較(概要;具体的な差異)
第5章 SSBJ基準に基づく開示に伴う実務上の諸問題への対応(SSBJ基準に基づく開示の実務;保証実務 ほか)
出版社内容情報
2025年3月に公表されたサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)の内容から開示のポイント、国際基準との違い、実務対応まで、図解&93のQ&Aでわかりやすく解説。
【目次】