内容説明
本書は経理業務の初心者の方にもわかりやすく解説した入門書です。デリバティブ取引について大きく5つの切り口から解説しています。まず、§1ではデリバティブ取引の種類や特徴、§2ではデリバティブ取引に関する会計処理の概要を解説しています。§3では、デリバティブ取引に関する内部統制のポイントを、§4では、デリバティブ取引の種類ごとの仕組みや利用方法、会計処理について解説するとともに、実務の参考になるよう多数の設例を盛り込みました。§5ではデリバティブ取引に関する表示および開示について解説しています。第2版では、時価算定基準や金利指標改革など、最新の情報を盛り込んでいます。
目次
§1 デリバティブ取引とは(デリバティブの分類と特徴;デリバティブ取引の種類;デリバティブ取引の利用目的)
§2 デリバティブの会計処理(デリバティブ取引に関する会計基準設定の経緯;会計基準におけるデリバティブ ほか)
§3 デリバティブ取引に関する内部統制(デリバティブ取引における内部統制の重要性;統制環境 ほか)
§4 個別商品の仕組みと設例(先渡取引(フォワード)
先物取引(フューチャー)
スワップ取引
オプション取引
複合金融商品)
§5 デリバティブ取引にかかる表示および開示(貸借対照表における相殺表示;重要な会計方針としてのヘッジ会計の方法の記載;デリバティブ取引に関する注記)
出版社内容情報
デリバティブ取引の種類や特徴、会計処理、開示をわかりやすく解説した入門書。設例を多く盛り込むと共に内部統制のポイントにも言及。第2版では時価算定基準等をフォロー。